G大阪の宇佐美、バイエルンミュンヘンの監督から名指しで興味を示されるが、当の本人はまったく興味無し
こんなニュース、ちょっと前ならスポーツ新聞の飛ばし記事で
終わっていた話だったんだけどなぁ。
ドイツ・ブンデスリーガのバイエルンミュンヘンの
ルイス・ファン・ハール監督がG大阪の宇佐美貴史に興味を
持っていることをドイツの地元メディア「スポーツ・ビルト」に
対して明らかにしたそうだ。
ルイス・ファン・ハール監督曰く、
「彼のプレーはとても気に入っている。
バイエルンの10番候補の一人だ。
彼は素晴らしい才能を持つ選手と見られている。
獲得を望んでいるのは我々だけではない」
と破格の評価。
また、ファン・ハール監督は
「私はイングランドより日本で選手を発掘するべきだと
考える一人だ。イングランドの選手は高すぎる。
日本の選手は安価なだけでなく、ドイツに完璧に適応できる
素晴らしいメンタリティーを持っている」
ともコメント。
この記事が出た時点で、すでにバイエルン側は宇佐美に対して
入団テストを前提とした練習参加のオファーを出しており、
返事を待っている状態とのこと。
通常、この手の話は日本のメディアに対して
「日本人にもいい選手はいるね。興味はあるよ」ぐらいの
リップサービス程度で終わる。
ところが、今回はリップサービの必要もないドイツの地元メディアに
対して名指しで興味を持っていることと明らかにし
「バイエルンの10番候補の一人」とまで言われていること、
入団テストを前提とした練習参加のオファーをすでに出していること
などからも、バイエルンが宇佐美に対して高い評価を下している
らしいことが伺える。
この評価に対して宇佐美がどう考えているか気になるところだが、
宇佐美はこの練習参加のオファーに断りの返事を出したという。
宇佐美に対してはこの手の話は結構来ているらしく、
以前もイングランド・プレミアリーグのチェルシーからも
似たようなオファーが来ていたのだが断っている。
彼のインタビュー記事などをみていると、
どうも宇佐美は現時点での海外移籍に興味がないらしい。
本人の中ではとりあえず、ロンドン五輪が終わるまではガンバに残り、
それ以降に海外移籍を考えているようだ。
現時点での彼の年棒は380万円程度だと言われており、
バイエルンと契約出来れば20倍超の年棒は普通に貰えると思うが、
それよりもガンバで試合に出て成長するほうを選んだみたいね。
バイエルンミュンヘンから名指しの評価を受けていることもすごいが、
18歳という年齢でこれだけ考えていることもすごい。
しかし、バイエルンクラスのクラブから地元メディアを通して
日本人の名前が出てくる日が来るとは思いもしなかった・・・。

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