前半史上最悪、後半夢心地。そんな今年の日本代表の感想
今年も残りわずかになったので今年の日本代表について
個人的に振り返ってみようと思う。
今年の6月までは本当に最悪だった。
その6ヶ月間に関しては史上最悪といっていい
日本代表を魅せてもらった。
すっかり忘れていたがワールドカップ直前の韓国戦後の
岡田前監督の振る舞いには、はらわたが煮えくり返る思い
だったのも思い出した。
それ以前にドイツワールドカップから南アフリカワールドカップまでの
日本代表の道程は紆余曲折ばかりで、今年からワールドカップ直前までは
特に無様といっていいような状況だった。
だがいくら直前の日本代表が最悪だったとしても彼らは結果を出した。
岡田前監督がぶち上げたベスト4という目標は
さすがに無理だと誰もが思っていたし、
直前の内容が最悪だっただけに3戦全敗だと思っていた。
それがベスト16という結果。
期待値が極端下がっている分だけ喜びの反動が大きかった。
過程だけをみれば最悪の部類に入るが、結果だけをみると
岡田武史という人は現時点で日本人最高の監督なんだろうな
とは思う。
ただ、もう2度と同じ轍を踏んでいる所を見せられるのも、
彼がずっと日本人最高の監督で居続けることも勘弁してもらいたいが。
ワールドカップが終わり、その後は夢心地という感じで今もいる。
日本代表に新しい監督の就任。
日本代表にとっては初めてとなる
イタリア人監督アルベルト・ザッケローニ。
まさか、アルゼンチンに勝てるとは思わなかった。
彼が見せてくれたのは前任者のサッカーを上手く
組み込みながら、その3倍洗練されたサッカー。
続く韓国戦では引き分けだったが、その先の伸びしろと
いうものを期待させる内容だった。
海外に行った日本人選手も活躍。
特にワールドカップに出れなかった香川の活躍が目覚しく、
南アフリカワールドカップでの本田の活躍と相まって、
ドイツワールドカップで大暴落した日本人選手の評価が急上昇。
しかも評価は上がっても価値自体は、まだそれほど上がっていない上に
Jリーガーの年棒も安いため、日本人は安く獲れる。
その背景もあってか日本人選手の海外移籍が増加。
何人成功できるかわからないし、来年は現実を見せ付けるかもしれないが、
どれだけやってくれるんだろうと思えるうちは本当に楽しい。
全体を見ると年の半分近くは最悪だったが
今年も終わりになってみると、結果としては良い1年だった。
ただこんなジェットコースターは二度とごめんだけども。
とりあえず今年いっぱいは夢心地の中にいようと思う。

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