お～い爆発さん

どうやらザックはコパ・アメリカに対して相当な自信があるらしい

ザッケローニ監督はコパ・アメリカで日本が活躍できる事に
確信を持っているようだ。

元のソースはスポニチ。
なんでもサッカー日本代表のザッケローニ監督が
イタリアのスポーツ専門サイト「カルチョメルカート・ドットコム」の
取材に応じ

今すぐ欧州で通用する日本人が何人もいる。
１年もすれば、私が新たに発掘し（欧州に）
送り出す選手のことが話題になるはずだ

と明かし、
日本は発展途上ではなく大いに成長した国だ。
例えばＵ―２１代表はこの前も中国に３―０と圧勝したが、
多くが大学生だった。
既に育成システムが出来上がっているのだ。
近いうちにＡ代表に入る選手が多く存在し、
私自身が見定めているところだ。

欧州、イタリアでの２７年間の経験を生かし万全な形で
日本を１４年Ｗ杯出場へ導きたい。
来年１月のアジア杯と同７月の南米選手権は
そのためにも重要な機会になる。

と答えたという。

スポニチは「候補『何人も』!ザック監督　日本選手輸出計画」という
見出しになっており、ザッケローニ監督が中心になって選手に
海外移籍を後押ししていくという内容に見える。

たが個人的に気になったのは、
伊野波や槙野、他にも面白い存在がいて欧州スカウトは、
あと数カ月でその存在を確認することができる。

という部分。

あと数ヶ月後には何があるか？
あと数ヵ月後にはおそらく現状ではもっともベストな布陣で
望めるであろうコパ・アメリカがある。

いくら香川や本田の活躍があって世界で日本人選手の評価が
上がっているとはいえ所詮ヨーロッパのマーケットから見れば僻地だ。

しかも名前を出した選手が伊野波や槙野、権田といったJリーグでは
活躍しているが代表ではレギュラーでさえなく、
ヨーロッパのマーケットから見れば、まったく無名の選手。

この手の選手がマーケット上に名前が載るには
それ相応の活躍が求められるが、ザッケローニ監督は
「欧州スカウトは、あと数カ月でその存在を確認することができる」と
発言している事から、コパ・アメリカでそれだけの活躍ができるという
自信があるのだろう。

本来ならばここにアジアカップも含めるべきだろうが、
今回に関しては結果を求めるのは酷な気がする。

以前、
ザックジャパン、主力DFが軒並み怪我でアジアカップを前にDF陣が壊滅的な状況に
でも書いたが欧州組がまず集まらない、
DF陣に負傷者が多く、その上サイドバックにいたっては
両サイドとも代表経験の無い選手を使わざるを得ない状況。

さらに最悪なのはこういう状況であればきちんと準備をするのが望ましいが
天皇杯があるため、きちんとした合宿が出来ない。
おそらく準備期間の長さでいえば韓国の半分も無いんじゃなかろうか。

もちろん、日本代表はアジアカップの優勝候補の一つなので、
優勝できればそれに越したことはないが、さすがにこれでは
セリエAで優勝経験があるアルベルト・ザッケローニといえども
結果を出すのは難しかろう。

そう考えるとアジアカップは新戦力を発掘しながらなるべく
良い結果を出すことを目指す大会という見方をする方がいい気がする。