お～い爆発さん

同じの湖に住む白鳥を15羽も殺した白鳥、「ハンニバル」と名付けられる

イギリスの湖で、一匹の凶暴な白鳥が話題になっている。

その白鳥はたった7ヶ月の間に15羽もの白鳥を殺し、
さらに22羽に負傷を負わせたという。

あまりの残忍さから「羊たちに沈黙」に
出てくる凶悪猟奇殺人犯人になぞらえて
この白鳥はハンニバルと名付けられた。

ハンニバルは自分の縄張りにいるパートナーと
雛といっしょに暮らしており、
この縄張りに白鳥が入って来ようものなら
容赦の無い攻撃を加えるという。

もともとは自分の縄張りにいる雛を
守るための行動だったらしいが、
最近はその行動がエスカレート。

その手口はくちばしで徹底的に突き倒す。
これならまだ凶暴ですむが最近では
相手の首を掴み水の中に沈めて
溺死させる荒技まで披露。
もはや凶暴という言葉では済まない事態に
なっている。

白鳥ハンニバルが他の白鳥を襲っている
ところを何人もの人が目撃しているという。

自分の雛を守るために凶暴になるのは
鳥類全般に言えることだが、
それで同種の鳥を死に至らしめるケースは
きわめて珍しい。

この湖の近くで鳥の救助センターを経営している
マリア・エバンスさんも、これほど攻撃的な鳥は
見たことがないという。

エバンスさんは緊急事例として湖からこの白鳥を
引き上げることにしたそうだ。

このニュースに一言
まさか鳥の救助センターを経営している人も
凶暴な白鳥から普通の白鳥を守るために、
凶暴な白鳥を湖から引き離すことに
なるなんて思っても見なかっただろうな。