お～い爆発さん

北海道で今も生き続けるガラナという飲み物

みなさんはガラナという飲み物をご存知だろうか。
自分の住んでいる地域にも昔見かけたことがあるのだが
今ではほとんどみない。
ところがこのガラナ、北海道ではポピュラーな飲み物らしい。

そもそもガラナはブラジルアマゾン川のごく一部の流域でのみ
採取される『ガラナ』という木の実から抽出したエキスに、
糖分や炭酸を加えて作る。

ガラナの実は、昔からブラジルの原住民が“不老不死”として
扱っていた元気の源で祭事の際にこれを飲んで、
3日3晩踊り続けたという話もあるそうだ。

ウォーカープラスの北海道ウォーカーの記事によると、
ガラナ飲料の誕生は昭和33年で当時、
日本の全国清涼飲料協同組合連合会が後に上陸すると
いわれていたコカ・コーラに対抗するために開発。

当時の日本の炭酸飲料といえば、ラムネやサイダーが一般的で、
コカ・コーラが日本にやってきたら、日本の炭酸飲料は壊滅すると
いう危機感を感じての開発だったそうだ。

ちなみに当時ガラナの普及率の高いブラジルでは、
コカ・コーラがあまり売れてない。
このようなことから、コカ・コーラに対抗するため、
ブラジル大使館の協力を得て、ガラナの実の輸入が始まった。

ところがいざコカ・コーラが日本に上陸すると旋風が巻き起こり、
今日知られているようにコカ・コーラが圧倒的なシェアを獲得していく。
これに連れてガラナ飲料の生産は低調になっていった。

ここからが面白い話なのだが、北海道ではこの旋風は
本州程ではなかったらしい。

コカ・コーラが日本に上陸した時、北海道にコーラがやってくるまでに
3年のブランクがあり、そのコーラ空白期間に炭酸飲料はガラナという
認識が道民に広まっていたためコカ・コーラが本州のように
圧倒的なシェアを獲得することができなかったそうだ。

そして今でもガラナは北海道でポピュラーな炭酸飲料として
生き続けている。
今ではほとんど北海道でしか見ることができなくなったが、
道内ではカロリーゼロのものなど新商品も続々と登場しているという。

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このニュースに一言
昔、飲んだことあるけどどういう味か覚えてないなぁ・・・。
この記事を書いてたらまた飲みたくなった。

ドクターペッパーとか、たまに飲みたくなるよね。