お～い爆発さん

南アジアで進化した細菌

先日、進化したゴキブリの話を書いたが
人に害をなす細菌も進化をしているようだ。

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「AFPBB News」によればインドを中心とする南アジアで、
形成外科手術や美容整形術を受けた人が薬剤耐性の
高い細菌に感染する例が増えているそうだ。

この細菌は肺炎桿菌（クレブシエラ菌）と大腸菌なのだが
英国の学者が調べたところ、この二つの細菌に新たな遺伝子を
発見したそうだ。
この新たな遺伝子をもった肺炎桿菌と大腸菌は
既存の抗生物質を事実上無効にする。

多剤耐性菌による症状の救急治療の現場で絶大な威力を持ち、
それいゆえに強烈な副作用がある「最後の手段」とよばれる
カルバペネム系抗生物質にさえ耐性を示しほとんど効かない。

これら抗生物質強い細菌は薬剤耐性菌と呼ばれている。

この薬剤耐性菌、南アジアに住む人だけでなく、
最近ではヨーロッパから南アジアに旅行していた人にも感染者が
増えているそうだ。

つい最近、南アジアへ旅行中に交通事故で脚に大けがを負い、
現地で入院して治療を受けたベルギー人男性が多剤耐性菌に
感染し死亡している。

このニュースに一言
ゴキブリの話とは比べ物にならない深刻な話だ・・・。

薬剤耐性示す細菌の遺伝子、南アジアから世界に拡散の恐れ
薬剤耐性菌の感染で初の死亡確認、ベルギー人男性
（AFPBB News）